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会長挨拶
このたび、「第19回ホルモンと癌研究会」を平成30年6月29日(金曜日)〜30日(土曜日)に仙台市(東北大学医学部艮陵会館)で開催させていただくことになりました。伝統のあるこの研究会を会長としてお世話させていただくこととなり、大変光栄に存じます。
代表的なホルモン依存性癌として乳癌、前立腺癌、子宮内膜癌などが挙げられます。これらを単独で扱う研究会や学会は数多くありますが、この会では “ホルモン”と“癌”をキーワードに、乳腺外科、泌尿器科、産婦人科、病理、内科など様々な領域に属する研究者や臨床家が一同に会すところに特徴があります。乳癌の基礎的演題に泌尿器科医が質問するなど、臓器横断的な広い視点からホルモンと癌の関係を考える面白さがあります。毎年質疑応答が活発に繰り広げられ、参加者の熱意が伝わってきます。
このような本研究会の持ち味を改めて認識したく、今回のテーマを「交流から生まれる研究の深化」といたしました。5題を上回る招待講演を予定しており、旬なトピックスを広く取り上げたいと思います。自分の専門から少し離れた講演もあるかと思いますが、それこそがむしろこの会の持ち味です。ぜひ視野を広げてお聴きいただき、積極的にディスカッションし、明日の臨床や研究のヒントとなるものを一つでも多く持ち帰っていただければ幸いです。
例年通り一般演題はワークショップ形式の口演を予定していますので、奮って応募して頂ければと思います。特に若手研究者大歓迎です!一緒にホルモンと癌の奥深さを語り合いましょう。実り多き研究会となるよう精一杯準備を行いますので、ご参加の程よろしくお願い申し上げます。
第19回ホルモンと癌研究会会長
東北大学大学院医学系研究科病理検査学分野教授
鈴木 貴
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